自分はボクシングもMMAもキックボクシングも経験があるので自分が思う事を語っていきたいと思います
細川バレンタインは日本とナイジェリアのハーフで元ボクシング日本スーパーライト級王者になっていて現在はプロボクシングを引退し現在はYouTubeの前向き教室で格闘技の話題を中心に活躍しています
今SNS上で話題になっているのが細川バレンタインさんがYouTube Liveで発言した断言します今のK1世界王者になるより絶対にボクシング日本王者になる方が難しい、階級にもよるけど例えばRIZINのホベルトサトシソウザに勝ってRIZIN世界王者になるより井上拓真に勝って日本王者になる方が難しいと思うと言う発言について自分の思う事について語っていきたいと思います!!
まずこの細川バレンタインさんの発言は切り抜き動画でそのフルの3時間の動画を見ました!!
今回の質問がくるまで動画内では役2分半程の無言の時間があり切り抜き方の問題ではないとは思います
細川バレンタインさんの意見としては2017年のボクシングのプロ選手は世界で2万人プロMMA選手は1000人
プロMMA選手はかなり増えてきてはいるとは思うがこんなに差があると、まだボクサーに全然近付いていないと考えるのが自然です
とツイートしていました。
それに対しシュウヒラタさん(井上直樹選手、佐々木憂流迦選手、平本蓮選手をマネジメントしてる方)が2021年時点でUFCだけでも689人の選手と契約していますから各州(国)のアスレチックコミッションが発行しているプロMMAファイターライセンスの数を考えれば現時点でその数は1000というレベルではないと思います。
ちなみにこれは重複していたりアマの選手などが含まれているので参考にはならないですけどSherdogのデータベースに登録されているMMAファイターの数は20万を超えていますと投稿していました。
今現在ではUFC、Bellator、ONE championship、ACA、PFL、RIZIN、ロードFCなど世界では色々な団体があり今はかなり世界でMMA人口が増えてきている証拠かなと思います!!
なので競技人口が多いからボクシングの方がレベルが高いと言うのはちょっと違うのかなとは個人的には思います。
仮に競技人口が多いからと言ってそのスポーツが1番レベルが高いとも言い切れないと思います
ちなみに世界の競技人口ランキングだと
1位 バレーボール 5億人
2位 バスケットボール 4.5億人
3位タイ 卓球 クリケット 3億人
5位 サッカー 2.6億人
日本では
1位 サッカー92万人
2位 野球65万人
3位 陸上42.5万人
4位 バレーボール41.8万人
5位 卓球36万人
となっています!
競技によってかなり開きがありますが競技人口だけではなかなか判断はしにくいかと思います
格闘家の平本蓮選手や元格闘家のジョビンさんはMMAに関しては競技人口はボクシングに比べて少ないかもしれないけど色々な競技のトップ選手が集まっているから一概に言えないと言っていて
確かにMMAはボクシング、キックボクシング、空手、柔道、柔術、相撲、レスリングなど色々なジャンルのトップ選手が集まっている競技なので競技人口が少ないからレベルが低いという事にはならないのかなと思います!!
まずボクシングの日本王者になるのとK-1王者になるのどちらが難しいかを比較していきたいと思います
現在K-1王者は
スーパーバンタム(55キロ) 金子晃大
フェザー級(57.5キロ) 軍司泰斗
スーパーフェザー級(60キロ) レオナペタス
ライト級(62.5キロ)朝久泰央
スーパーライト級(65キロ)大和哲也
ウェルター級(67.5キロ)野杁正明
スーパーウェルター級(70キロ)和島大海
クルーザー級(90キロ)シナカリミアン
ヘビー級(100キロ)ロエルマナート
スーパーヘビー(100キロ以上)空位
となっております
過去には武尊選手、武居由樹選手、山崎秀晃選手、久保優太選手、木村ミノル選手、外国人ではゲーオ選手、グレゴリアン選手、アラゾフ選手などなど早々たるメンバーがいます
これは階級にもその時のチャンピオンにもよるとは思うのですが例えば武尊選手の場合は2012年から10年間負けておらず2015年にK1チャンピオンになってからもずっと勝ち続けているので武尊選手に勝ってチャンピオンになると言う事はとんでもないと言う事です
グレゴリアン選手やアラゾフ選手なんかは今はONE championshipの70キロ以下の本当の世界トップでやっていてこのどちらかに勝ってK1王者になるよりもボクシングで日本チャンピオンになれる方が難しいとは思いません
RIZINも同じ事で相手によるけどホベルトサトシソウザに勝つより井上拓真に勝って日本チャンピオンになる方が難しいというのは個人的にはそれは違うかなと思います
サトシ選手は柔術でも世界トップレベルの実力で
世界柔術選手権で銀メダル、銅メダル2回
アブダビワールド柔術選手権金メダル2回 銀メダル1回 銅メダル1回とそれ以外にも数々のタイトルを取っています
MMAに転向してからも14勝1敗14フィニィッシュ勝利と負けたジョニーケース相手にもリベンジしており世界トップレベルのMMAファイターだと思います
寝技だけではなく、レスリングや打撃のレベルもかなり高くUFCやベラトールなど世界でもトップレベルで戦えるファイターだと思います
仮にサトシ選手が幼少期から柔術では無くボクシングをやっていてとサトシ選手のポテンシャル、練習量などを加味してもボクシングの世界王者になる可能性はかなり高いと思います
井上拓真選手はボクシング元WBCバンタム級暫定王者 OPBF東洋太平洋バンタム級王者 現WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王者 第49代日本スーパーバンタム級王者 となっています
兄、井上尚弥選手と幼少期から一緒にボクシングしており井上拓真選手もかなりの実力がありますが仮に井上拓真選手がボクシングじゃなく柔術をやっていても世界王者になれるか、もしくはRIZINのチャンピオンになれるとは言い切れないと思います
仮にサトシ選手と同じ体格だったとしてもサトシ選手に勝つのはかなり厳しいかなと思います
RIZINでは現在ライトヘビー級、ライト級、フェザー級、バンタム級しかベルトが無いのですがチャンピオンがライトヘビー級は現在空位ですが
前チャンピオンが現在UFCライトヘビー級のイリープロハースカ選手
ライト級はホベルトサトシソウザ選手
フェザー級は牛久絢太郎選手
バンタム級 堀口恭司選手
とベルトや階級は少ないのですがチャンピオンが本当のトップ所の実力の選手ですのでチャンピオンになるのはかなり難しいのではないのかなと思います
チャンピオンが階級によって1人と言うのは本来のあるべき形かと思います
ボクシングは階級もかなり細かく全部で17階級あり4団体あるのでそこで最大68人の世界チャンピオン それにプラス スーパー王者 正規王者 暫定王者などを含めるとかなりの数のチャンピオンがいる事になり日本人では歴代で96人の世界チャンピオンがいます
しかし現在のMMA世界トップ団体のUFCでは8階級しか無く現在は暫定王者もいないのでタイトルマッチをした堀口恭司選手、岡見勇信選手などはかなり凄い事だと言うことがわかります
堀口選手や岡見選手がボクシング行ってチャンピオンになれないとは思わないです
もちろんいきなりは無理ですがMMAでは無くボクシングの道を選んでいてもチャンピオンになったのでは無いかなと思います
自分はボクシングの経験もMMAの経験もあるのですが確かにボクサーのパンチは質も違い速さ、強さ、ディフェンスなど全く違うと思います
その強くて速いパンチなどを打つにはそもそも構えが違うのでボクシングに特化した構えになりパンチを打ちやすいのですが蹴りのカットなどディフェンスが出来なくなるのでそのままMMAやキックボクシングに行ってそのパンチが打てる訳ではありません
例えばボクサーは基本的にスタンスが広く半身の構えをすることで腰が入った強いパンチや遠い距離からの踏み込みのパンチが打つ事が出来るのです
しかしスタンスが広く半身の状態だとカーフキックやローキックの餌食になります
ボクサーはダッキングなどスウェイなど頭を動かす動作が多くパンチを避けたりディフェンスするのはかなり凄い動きなどをするのですが上半身は動いているのですが下半身の攻撃には弱いのでボクシング特有の動きなどがあるのです
ボクシングでよく頭を相手につけて打ち合う場面があるのですがMMAだと組んで投げれる距離わキックだと膝を貰ったりなどそもそもが別競技だと僕は思います
ボクシングのパンチの質は本当に別格なのでMMAのパンチが上手い選手が転向していきなりボクシングで活躍出来るかとはそう言う甘い話しではなく
仮にボクシングの世界チャンピオンは別格に凄いからMMAのチャンピオンより価値があると言う事でも無くそれぞれのチャンピオンはその競技を突き詰める為に努力してきているしチャンピオンになるのはどちらも半端じゃなく凄い事なので比べるものではないかなと思います^^
個人的にはMMA、キックボクシング、柔術、ボクシング、他の格闘技も全て好きだしそれぞれの凄さがあるのでみんな同じくらい凄いなと思っています😊