ONE championship 元RIZIN王者ハムソヒ対平田樹 なぜハムソヒは完封出来たのか??技術解説

本日行われたONE championship女子アトム級52.2キロ契約 ハムソヒ対平田樹の試合が行われました!!

無事計量成功いざ試合

平田樹選手は2大会ぶりの計量成功し前回の試合ではハムソヒ選手との試合をする予定でしたが平田樹選手の計量失敗により試合は中止となりました!!

前回の計量失敗から平田樹選手のアンチ、ハムソヒ選手へのアンチや平田樹選手のツイートなどネットではかなりの盛り上がりを見せていました!!!!

計量で並んだ時には体格はほぼ同じに見えコンディションもお互いに良さそうな感じがしました!!

試合展開

試合が開始しプレッシャーをかけるのはハムソヒ選手、打撃を嫌がってか下がる平田樹選手

平田樹選手は真っ直ぐ下がってしまっていた為ハムソヒ選手の距離だなと思いました

真っ直ぐ下がる事によって前に出る方はプレッシャーが掛けやすくハムソヒ選手の打撃の距離でした

打撃ではハムソヒ選手が一枚上手なのでなんとか組みの展開に持って行きたい平田樹選手ですが真っ直ぐ下がり打撃の距離で一歩遠いのでタックルにいきますが反応されてしまい切られてしまいます

平田樹選手がテイクダウンを取るには

1打撃で前にいき近い距離に入ってからタックルに入る(ガチャガチャになってもいい)

2ハムソヒ選手が打撃で深追いしてきた所にカウンターでタックルに入る

レベルの差がある選手だと組んだら倒せるという展開になるのですごハムソヒ選手くらいのレベルの選手になるとやはりテイクダウンを取るには距離を詰めて組んだ瞬間に倒す

もしくは組んだ瞬間に深くクラッチを組まなければなかなかテイクダウンが難しいと思います

かなり組みの展開でのスピードが重要になってくると思います

なので平田樹選手は横に回る動きをし打撃からの組み

もしくはタックルからの打撃を混ぜなければいけませんでした

しかし真っ直ぐ下がってしまっていたので深追いしてこない距離を保ちながら打撃を打ってするハムソヒ選手にカウンターのタックルをしかけますがほとんど切られてしまいました

組んだとしても距離が遠いので頭を押されて浅いクラッチしか組めずに倒し切れない状況が続きます

クラッチが物凄く浅いのでハムソヒ選手が頭を押し、距離を詰めさせないのでハムソヒ選手をテイクダウンし背中をマットに着けるのはかなり難しいなと思いました!

セコンドとのコミュニケーション

今回の試合で平田樹選手のセコンドに誰が付いて居たのかはわからないのですが真っ直ぐ下がっていた平田樹選手にセコンドは下がらない、前に出ろとずっと言っていました!!

しかし1度真っ直ぐ下がってしまっているのでハムソヒ選手がプレッシャーを掛けているので下がるな、前に出ろと言われても前に出たら打撃のカウンター、タックル行っても切られてしまうのでその状況で前に出ろと言っても上手くいくわけがありません

セコンドに下がるなと言われて無理矢理タックルに行ってる場面も見えました

平田樹選手がプレッシャーを掛け返すにはリング中央からプレッシャーを掛けてる相手に正面から行っても対応されてしまうのでやはりサイドの動きを使い正面から距離を外し、斜め横からプレッシャーを掛ける事によって相手を下げさせ平田樹選手がリング中央を取りプレッシャーを掛けハムソヒ選手を下げさせる事が出来ると思います

セコンドは下がるなでは無く、一旦サイドステップなどで広く使い一回距離をリセットさせる

前に出るにはどうしたらいいかを伝えた方が選手はやり易いのかなと思いました

前回までは元彼の山本アーセン選手がセコンドに付く事が多くかなり賛否両論が多かったのですがアーセン選手はかなり平田樹選手を褒めてモチベーションを上げていたので格闘技はメンタルがかなり重要だと思うのでアーセン選手のセコンドは平田樹選手に取ってはかなり相性も良く今回よりかなり活き活き試合していたなと思いました

今回の試合にアーセン選手がセコンドに付いていたら勝てたとは思いませんが

今回は悪い距離感からの悪循環しているように見えたのである意味山本アーセン選手は名セコンドだったのかもしれません

しかしまだ平田樹選手も23歳ととても若く実力もありかなり伸び代もあるのでこれからの試合、階級を変えるのか、体重、団体とか色々ありますが今後も頑張って欲しいなと思いました!!!

以上ですありがとうございました!!!

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