UFC284ライト級タイトルマッチ イスラムマカチェフ対アレクサンダーヴォルカノフスキー感想 何が勝敗を分けたのか徹底分析

P4P1位と2位が直接対決すると言う恐らくUFC史上初の試合が組まれました

前日計量ではマカチェフ選手がだいぶ細い印象でしたが前回のオリベイラ戦よりも当日の体が細いように見えました!!

ヴォルカノ選手は初めてライト級での試合と言う事でしたので当然いつもより大きくやはりスピードは若干落ちているように見えました

しかしフェザー級のヴォルカノ選手がライト級で恐らく1番フィジカルが強いマカチェフ選手にフィジカル負けを一切していませんでした

ほとんどの選手はマカチェフ選手と試合すると簡単にテイクダウンされマカチェフ選手のペースに持って行かれるのですが脇を差されても差し返したりとかなりの対応能力を見せていました!!

マカチェフ選手もインローや前蹴り、ミドルなどを散らしパンチもヒットさせあわやダウンを奪うパンチもヒットさせスタンドでもかなり高いレベルの攻防が見れました!!

マカチェフ選手はやはり簡単にはテイクダウンを奪えなかったので打撃を当てて下がった所にタックルやヴォルカノ選手が打撃を出したタイミングでカウンターのタックルなどしてテイクダウンを取るというかなりレベルの高い試合をしていました

本当にレベルの高い選手同士になると一瞬の隙を付いて組んだ瞬間に倒す、もしくは組んだ瞬間にいいポジションを取っていないといけないと思いました!

勝敗を1番分けたのがマカチェフ選手のバックポジションを奪い長い時間キープしていたので試合を支配している時間が長かった事だと思います!

マカチェフ選手はスタンドで両脇を差したらすぐにバックポジションを取りに行っていました!!

バックポジションを奪い試合をコントロールしていました!

マカチェフ選手はバックポジションからの足のフックでキープしなかなか外す事が難しいです

普通の選手ならマカチェフ選手にバックを取られたら極められると思うのですがヴォルカノ選手のディフェンスが完璧すぎました

リアネイキッドチョーク(バックチョーク)を極めるには顔の位置を相手と合わせなければいけません。

マカチェフ選手はバックコントロールで足のフックを使いキープしますご身長差がありヴォルカノ選手の顔の位置が下にくるのでなかなか極まりません

マカチェフ選手は首を取りにいきますがヴォルカノ選手はなんとか動き隙間を作り首元に手を入れ相手の手首を掴みディフェンスします

動き続けるだけでも体力が消耗するのでやはりスタミナは化け物です笑笑

足のフックを外し顔の位置を合わせに行くとそのタイミングでヴォルカノ選手は回転しポジションを変えようとしてたと思います

しかしバックコントロールされ試合をコントロールしていた時間が長かったのはマカチェフ選手でしたのでそれが勝敗を分けたのだと思います

最終ラウンド残り1分でダウンを奪いパウンドを打ち逆転するかと言う場面も見せてくれて本当にあっという間の5分5ラウンドで正直もっと見たかったです笑笑

勝ったマカチェフ選手もさすがですが負けたヴォルカノ選手の株も上がる素晴らしい試合だったと思います!!!

ヴォルカノ選手はセミメインで試合をしてフェザー級暫定王者に輝いたヤイールロドリゲスとすぐにやろうと言っていたのでその試合もめちゃくちゃ楽しみだと思いました!!!

マカチェフ選手は正直ライト級で頭1つ抜けていると思うので長期政権の予感がしています!

ライト級は層が熱く1番レベルが高い階級だと思うので誰が来ても強敵なので次戦もとても楽しみにしたいと思います!!!

かなり自分でも見ていて勉強になる事が多くて本当にいい試合を見させてもらいました😊

以上ですありがとうございました😊🙏

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