UFCのDWCS(ダナホワイトコンテンダーシリーズ)はUFCと契約するための大会でこの試合はある意味木下選手の人生のかかった試合だったと、思います!!
木下優朔(日本)22歳
MMA戦績5勝1敗
身長183センチリーチ182センチ
バックボーン 空手
5勝のうち3KO2つの一本勝ちと1敗も終始圧倒し実際はKOしていたのですが金網を掴みながらの攻撃をしてしまい反則負けをしました
実質無敗と言ってもいいと思います
ジョゼエンリケ(ブラジル)20歳
MMA戦績5戦5勝
身長195センチ リーチ199センチとかなり長身の選手です
ウェルター級でここまで大きい選手はかなり珍しいと思います
しかし木下選手は体格差を物ともせずに前に前に攻め逆にエンリケ選手が足を使い周り距離をとります
木下選手は顔を細かく左右に動かし相手をしっかり見ていたので反応がらとてもいいなと思いました
仮に当たったとしてもパンチや蹴りをしっかり見ているのでダメージは半減されると思います
木下選手は試合をとても楽しんでいたように見えてギリギリで避ける場面が何度かありそこで笑顔が見えメンタルがめちゃくちゃ強い選手だなと思いました
この体格差の相手にもビビらず試合前も相手がデカいデカいうるせぇーよと木下選手自身はほとんど気にしてないと思います
デカいから勝てない、やりずらい、強いとか思う選手はやはり試合のパフォーマンスはあまりよくならないと思うしデカいから何よ、関係ねぇーよって思う選手はやはりメンタルも一流なのかなと思います
日本人には特にそーいうタイプの人が多くやる前から結果を決めてしまっている人が多いですが木下選手の気持ちの強さや発言を聞いて世界でも通用するなと思いました^^
木下選手は真っ直ぐのパンチと左右のローキックを使いデカい選手と戦うには1番無難な戦いかなと思います!!
遠い距離からの左右のローと真っ直ぐ系のパンチで相手を削ってから仕留めるのはオーソドックスな攻めではありますがメンタルがかなりやってる方は神経を使うと思います
打撃が当たりますが効いているか効いてないかやってる方はあまりわかりずらいので欲が出てしまい強いフックやハイキックなどを打ってしまうと威力は強いのですが相手の長いリーチからの真っ直ぐのカウンターなどが先に当たってしまいます
そこを欲を出さずにあの戦い方を続けダメージが見えてきてかは後半で勝負するというのが小さい選手が、大きい選手との戦い方だと思います
その戦い方が1番上手いのはヴォルカノ選手だと思います
今日は木下選手が大きい選手との戦い方をしっかりしていたと思います
パンクラスでやっている時や練習だと木下選手より大きい選手は早々いないと思うし大きい選手との練習はほとんどしていないと思うんですがやれてる事にびっくりしました
やる前は体格差見て苦戦すると思っていました
3ラウンド目にサミングをされてしまい一度試合中断するのですが再会してすぐに右ストレートを交わしてからの左ストレートのカウンターで勝利しました
これは木下選手が長いラウンド戦ったからこそ相手の癖を見抜き入れることが出来たと思います
序盤ではこのカウンターは入らなかったと思います
木下選手は自分の蹴りで相手の膝を蹴ってしまい負傷し足が動かなくなったそうでここで決めようと思って打ったパンチで決めたらしくさすがだなと思いました
この試合で木下選手はUFCと契約したので日本人ファイターとしてUFCでも頑張って貰いたいなと思います
現在UFCウェルター級は強豪ばかりでチャンピオンのレオンエドワーズ、元王者カマルウスマン、チマエフ、コヴィントン、バーンズなどバケモノ級に強い選手ばかりで層が厚いのでどこまで行けるのかが楽しみです!!
次で契約が終わるネイトディアス選手が契約更新してくれたらネイトディアス選手との試合などもあれば面白いと思います^^
今後の活躍を楽しみにしていきたいと思います😊
以上です
ありがとうございました!!